柏の葉ピクニッククラブは、2007年7月7日に設立された任意団体です。 千葉県柏市の柏の葉エリアを拠点として活動しています。 街の中にあるオープンスペースでピクニックを楽しむことを通して、身近にある地域で楽しむ面白さを伝えていくことを目標にしています。 そのために、主に2つの軸から活動を行います。

１つは、オープンスペースを楽しむための様々なコンテンツを提案します。
柏の葉エリアには公園や大学キャンパスなど、様々なオープンスペースがあります。 それらをもっと楽しむためのピクニックや、地域の企業を巻き込んだグッズの提案を行っていきます。 そこから住民の方や企業の方など多くの方を巻き込んだムーブメントを起こしていきます。

２つめは、オープンスペースを、もっと多くの人に使ってもらう提案をしていきます。
街のオープンスペースの中には、実際使いにくい場所や、使っていいと認識されていない場所が多くあります。 また私的空間で解放されていない場所や、公的空間でも利用者が限られているような場所を、一時的または恒常的に利用できるようなプログラムを提案します。

ピクニックとは、屋外で家族や友人達と食事や会話を楽しむ“社交の場所”です。 知らない人同士でも、おいしい料理の一皿を囲んで会話を楽しむことができる、コミュニケーションツールです。
私たちは、ピクニックをする場は郊外の公園ではなく、家の近くにあるべきだと考えます。 自分の住んでいる街の中に気軽にくつろげる場所があって、友人を地元に招いて、楽しい時間を過ごせたらステキだと思いませんか。

柏の葉エリアを中心としたオープンスペースでのピクニックを行い、柏の葉エリアの魅力を発見し、人々が交流する場を作ります。また、住民のみなさんや企業の方々と協同したピクニックグッズの作成を行い、柏の葉エリアの楽しむためのツールを開発しながら、地域産業の活性化に貢献することを目指しています。

千葉県柏市について

柏の葉というのは、千葉県柏市の地名です。千葉県柏市は人口約３８万人の、首都圏東部の中心的な地域です。２００５年にはつくばエクスプレス線が敷設され、新駅「柏の葉キャンパス駅」「柏たなか駅」が出来上がりました。現在は駅前で住宅地の開発などが進んでいます。

柏の葉エリアと問題点

私たちの拠点は、その新駅を中心とした柏の葉エリアです。開発途中の土地が多く、夜道が暗い・空き地が多い・人通りが少ないといった問題があります。また駅前の住宅開発で1000戸以上のマンション供給が見込まれ、新規住民が3000人以上流入するといわれています。今後はその新旧住民の間のコミュニケーションをどう図っていくかが地域の課題になると考えられます。

柏の葉エリアの可能性

周辺には広大な柏の葉公園があり、東京大学や千葉大学のキャンパスがあります。また周辺にある十余二工業団地にはものづくりの企業が多く、恵まれた地域資源を持っています。